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結露という言葉を聞いたことがあると思います。
結露=水滴
結露とは空気中の水分が温度差の生じる
部分で水滴となることです。
ではもう少し具体的に説明しますと3つの要素に
分けることが出来ます。
① 温度差があること
② 空気があること
③ 空気中に湿気(湿度)があること
逆に言うと…
どちらかの要素をなくせば結露は防ぐことができます!
そこで結露の一般的なイメージを考えてみます。
まず、冬の外気が5度、室内が20度の場合で考えると
内外で15度度の温度差が発生しますね。
この段階では上記の条件では、①のみです。
次に壁面と窓ガラス面の違いでは
・窓ガラスがシングルガラス→②も該当
・壁内部に断熱材が入っていない→②が該当
次に室内の状況が、人が生活している状態で
空気内に湿気(湿度)がある状態では
③が該当することになります。
日本の気候を考えると、夏冬の気温に対して
室内の温度を快適に保つ必要がありますが、
結露が発生する状況を作ってしまうと、
結果的に熱効率の低い断熱効果の弱い建物になってしまいます。
近年の新築建物は、高気密、高断熱な建物が
造られるようになりましたが、
リフォームの際に同時に断熱効果を考えることで、
とても熱効率のよいエコロジーな建物にすることが出来ます。