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なぜ、こんなに多くの人が
リフォームに失敗してしまうのでしょうか?
リフォームで絶対にやってはいけないことは
問題解決をしないで工事をすることです。
リフォームをするきっかけは建物によってさまざまだと思いますが、
そこには全てリフォームをしなければいけない原因があります。
しかし、その原因の問題解決をせずに
リフォーム工事をして良いのでしょうか?
目的はリフォームで建物を直すことですが、
何故、リフォームがしなければいけないのか、
単に経年による自然に傷んだのか、
他に原因はなかったのか?
リフォームをする前に大切なことは、原因の問題解決を明確にすることです。
建物は使用されている建材の種類だけでも何千種類もあります。
建物の構造や造る工法も様々な工法があります。
共通して言えることは現場で施工をしているということです。
職人さんが現場で作業をして造られるのが建物なのです。
本来であれば建物を造るときには施主と施工者が互いに協力し、
依頼をする者と受ける者がさまざまな打合せをしながら
建物は造られるのですが、建売住宅をはじめ
多くの建物はコストを重視する為に、
一番大切な部分が少し足りない状況で造られ完成しています。
施工不良とまでは言いませんが、
多少なりとも施工上の問題点を解決できずに
完成していることになります。
私は一級建築士と一級施工管理技士という
「設計をする」「施工を管理する」
という2つの側面から建物を見ています。
その私の立場で建物のメンテナンスを考えると、
リフォームをされる多くの皆様は、
リフォーム工事をする原因の問題解決が
完全に出来ていないにもかかわらず、
工事を進めてしまっているように思えて仕方ありません。
是非、問題解決をしてからリフォーム工事をして下さい。
私は「一級建築士」と「一級施工管理技士」という立場から
皆さんにお願いがあります。
是非、全ての問題解決をしてから防水工事をして下さい。
それは、根本的な原因の問題解決をせずに工事をしても、
早期にまた同じような状態になってしまうからです。
「費用に見合わない工事」
になってしまう可能性があるからです。
是非このコラムを通じて不明な原因を明確に解決してから工事をしてください。
このコラムの内容だけでは解決できない場合は
私宛に直接メール等でご質問をしてください。
多くのリフォームを検討されている皆様のお役に少しでもたてたら幸いです。